2010年9月23日

RPGのシナリオお約束

ちょっと気になる記事を見つけたので紹介。

「RPGの難しさ」@増田くん日記
http://masuda.liblo.jp/archives/51482765.html

リンク先に書かれているのは、RPGのお約束で最後に悪の魔王を倒すのはもう飽きた!!ネタ枯渇状態じゃね!?って感じの内容です。

これを読むと手前味噌で恐縮ですが、WWWは割と海外のゲームによくある箱庭タイプに近いゲームなのかもしれないなぁと思ったりします。

「WWW」は、シナリオをユーザーが自由に作成できる形態でありながらも、CGや主人公、魔物のデータに関しては介入不可なシステムにして、ゲーム全体の統一感を持たせる試みをしています。
追加されるシナリオ1つ1つは自由奔放な物語で構成されながらも、「WWW」という箱庭(システム)の上で1つにまとまっている。
各シナリオは、それぞれ世界の一部で展開されている物語なので、無理に悪の魔王や世界の破滅を描かなくても、ゲームシナリオ的に成立するようになっています。この試みはそれなり成功したのではと思っています。

しかしながら、CGや魔物データを自由に設定追加できないことで、シナリオツクール系の柔軟性が失われていたり、主人公キャラクターのカスタマイズ不可による、ゲーム性の喪失(装備品のランクも柔軟性を失わせているなぁ)等の色々な問題が出ていることも事実です。

「WWW」はシナリオ面においては、自由度の高い良いものになったと思いますが、反面ゲームシステム自体の柔軟性は失われてしまったのは、今後の大きな課題ですねぇ。

まぁ、つまりゲーム作るのってムズカシイってことです。。。

6 件のコメント:

  1. ゼフィール2010/09/23 18:57:00

    >RPGのお約束で最後に悪の魔王を倒す

    WWWのシナリオはあんまりそうじゃないのが結構あるよね。
    そういうのを作りやすいシステムになってると思うし、
    RPGでさえ無いかもしれないようなシナリオもユーザーシナリオの中には結構あるような。(笑)

    モンスターの設定とかは介入不可と言っても、充分過ぎるバリエーションがあるし、
    逆に、ある程度縛りがある方が、みんないろいろ工夫してつくるという事もあるよね。

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  2. 如何なる方針を採っても一長一短有る訳なので、WWWはこういう物と言う事で良いと思います。
    自由度が高いと言う事は、シナリオ作者の負担が高いと言う事なので、これ以上自由度が高かったらシナリオの公開数はもっと少なかったような気がしますね。

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  3. いつ完成するんですか?

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  4. >ゼフィールさん
    >ある程度縛りがある方が、みんないろいろ工夫してつくるという事もあるよね。
     そう考えてもらえると大変嬉しいんですが、やっぱり多少の不満みたいのは残るんですよねぇ・・・。

    >竹内さん
    >如何なる方針を採っても一長一短有る訳
     全くその通りだと思います。
     でもどうしても、もう少し良くならないものか・・・とか今だに頭を悩ませるんですよえねぇ。

    >ryoさん
    >いつ完成するんですか?
     いつまでも待たせてしまって申し訳ないです。
     とりあえず完成はしました。でも現在は最終仕上げの段階で、ここで気を抜くとクオリティの悪いものに仕上がってしまうので、もう少しだけ待ってもらえると幸いです。

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  5. もう少し良くならないものか…>
    改善する余地が見つからなくなった物は寿命が尽きているとも言いますからね。WWWはまだ大丈夫という事でしょう。

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  6. >WWWはまだ大丈夫という事でしょう。
     そう言って頂けると救われます。
     う~ん、しかし何とか良いアイデアはないかなぁ。。。

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